★タコライスのはじまり。
タコライスは海(うみ)で獲(とれ)れるタコのご飯(はん)ではなく、メキシコのタコスとライスが合体(がったい)した料理(りょうり)です。ご飯(はん)の上(うえ)に挽肉(ひきにく)やレタスなどの野菜(やさい)・トマトやチーズをのせてたべます。戦前(せんぜん)、アメリカの食(しょく)文化(ぶんか)として沖縄(おきなわ)に入(はい)ってきたタコスを金武町(きんちょう)の伊波(いは)さんが、賄(まかない)料理(りょうり)としてアレンジして作(つく)ったのが始(はじ)まりだそうです。現在(げんざい)ではファーストフードとしてすっかり沖縄(おきなわ)ではおなじみとなりタコライス専門店(せんもんてん)以外(いがい)のメニューにも登場(とうじょう)し、レトルト食品(しょくひん)やタコスの素(もと)が販売(はんばい)されるようになるなど名前(なまえ)も浸透(しんとう)してきました。沖縄(おきなわ)のチャンプルー文化(ぶんか)でタコスがアレンジ料理(りょうり)でタコライスの誕生(たんじょう)となっていたのですね。【今週の給食「ひとくちメモ」より】