沖縄県は、3日、新たに467人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表し、過去最多を更新しました。
先週火曜日から113人増えて、1.3倍になっていて、前の週の同じ曜日を上回るのは、22日連続です。
また、3日までの1週間の新規感染者数は2603人と、5日連続で、過去最多を更新しました。
地域別では、那覇市が99人、うるま市が66人、沖縄市が64人、浦添市が48人、南部保健所管内が38人、中部保健所管内が33人、宜野湾市が28人、豊見城市が24人、糸満市が23人、名護市が12人、南城市が5人、石垣市が4人、北部保健所管内が3人、愛知県、埼玉県がそれぞれ2人、北海道、群馬県、広島県、熊本県がそれぞれ1人となっています。
年代別では、多い順に、20代が117人、30代が76人、10代が75人などとなっています。
推定感染経路別では、家庭内が99人、友人・知人が25人、職場内、施設内がそれぞれ15人、飲食・会食が11人、濃厚接触者として調査中が6人で、これ以外の296人は、現時点で感染経路が不明だということです。
これで県内で確認された感染者は合わせて2万5804人となりました。
また、うるま市の90代の男性が亡くなり、県内で死亡したのは合わせて237人となりました。
沖縄県保健医療部の糸数公医療技監は、「今週は、引き続き、感染拡大が続き500人を超えて、600人に近づく可能性もあるとみている」と述べました。
感染状況の全国比較です。県によりますと、人口10万人あたりの感染者数は2日までの1週間で170.68人と、4日連続で過去最多を更新し、全国で最悪の感染状況になっています。