★けんちん汁(じる)について
巻繊(けんちん)汁(じる)とは、細(ほそ)切(ぎ)りまたは、短冊(たんざく)切(ぎ)りにしたダイコン、ニンジン、ゴボウ、シタケなどを油(あぶら)で炒(いた)めます。その中(なか)に水気(みずけ)をしぼって崩(くず)した豆腐(とうふ)を加(くわ)え炒(いた)め、だし汁(じる)を入(い)れ、しょうゆ、塩(しお)で調味(ちょうみ)し、最後(さいご)にネギを加(くわ)えます。根菜(こんさい)と豆腐(とうふ)を炒(いた)めたのを巻繊(けんちん)と言(い)います。名前(なまえ)の由来(ゆらい)は、この巻繊地(けんちんじ)を使(つか)うことからけんちん汁(じる)という説(せつ)と、鎌倉(かまくら)の建長寺(けんちょうじ)で作(つく)られ、建(けん)長汁(ちょうじる)がなまってけんちん汁(じる)になったという説(せつ)もあります。【今週の給食「ひとくちメモ」より】