★沖縄(おきなわ)と冬至(とうじ)
沖縄(おきなわ)では、冬至(とうじ)のことを「トゥンジー」と言(い)い、この日(ひ)をさかいに寒(さむ)さが本格化(ほんかくか)します。このことを「トゥンジビーサ」と言(い)い、寒(さむ)さをしのいで活力(かつりょく)をつけるために、各家庭(かくかてい)では冬至(とぅんじー)じゅうしいを作(つく)り、火(ひ)の神(かみ)(ヒヌカン)や仏壇(ぶつだん)に供(そな)え家族(かぞく)の健康(けんこう)と繁栄(はんえい)を祈願(きがん)したあと、みんなそろっていただきます。じゅうしいには、豚肉(ぶたにく)、田(た)芋(いも)、昆布(こんぶ)、野菜(やさい)が入(はい)っていて、栄養(えいよう)たっぷりです。きびしいトゥジビーサを乗(の)り切(き)るため、家族(かぞく)の健康(けんこう)を守(まも)る一家(いっか)の主婦(しゅふ)の思(おも)いが込(こ)められた料理(りょうり)です。【今週の給食「ひとくちメモ」より】