インドで確認された変異ウイルスが県内で初めて確認

コロナ感染者数1223

県は24日、新型コロナウイルスに感染した那覇市と中部保健所管内のいずれも30代の男性2人の検体から、インドで確認された変異ウイルスの「デルタ株」が県内で初めて確認されたと公表しました。感染力は従来のウイルスの1.95倍と推定されるという分析結果もありますが、県によりますと、今のところ感染の広がりは確認されていないということです。新規感染者数に高止まりの傾向がみられる中、県はデルタ株の影響で再び感染拡大につながらないよう、県民に対して、事前にPCR検査を受けないで県外から来た訪問者との接触に注意するよう呼びかけています。

一方、政府がモデルナ製のワクチン供給の一時休止を発表したことを受けて、県は大規模接種センターで使用するワクチンの供給に影響がないか確認を進めています。