★にら
日本(にほん)でのにらの栽培(さいばい)の歴史(れきし)は古(ふる)く、10世紀(せいき)ごろからといわれています。東(ひがし)アジアの各地(かくち)に自生(じせい)し、中国(ちゅうごく)や東南(とうなん)アジアでは古(ふる)い時代(じだい)から栽培(さいばい)し食(た)べられていました。ところがヨーロッパでは現在(げんざい)でもほとんど栽培(さいばい)されていません。にらは丈夫(じょうぶ)で作(つく)りやすく、刈(か)り取(と)った後(あと)の株(かぶ)から新(あたら)しい芽(め)が出(で)てくるのでどこの家(いえ)でも家庭(かてい)菜園(さいえん)として植(う)えてあったようです。方言(ほうげん)で切(き)っても生(は)えてくることから「チリ(切 り)ビラ(ねぎ)」といいます。【今週の給食「ひとくちメモ」より】