校内研修



研究主題

「確かな学力」を確立する指導法の工夫と改善

~異学年『学び合い』による授業を通して~

主題設定の理由

文部科学省は、「生きる力」を育成するための3要素を、「確かな学力」の確立・「豊かな人間性」の育成・「健康・体力」の育成を示してある。

その、生きる力の構成要素である「確かな学力」は、これまでの「基礎的・基本的な知識・技能」に加え、「学ぶ意欲」や「自分で課題を見つけ、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく解決する」資質や能力である。このような学力の向上を図るためには、これまでの狭義の「基礎学力」の定着から、広義の学力「確かな学力」の向上を構想した取り組みが求められている。

本校では、平成21年度の校内研修において、『学び合い』の授業理論と実践を通し、授業改善を図ってきた。『学び合い』の考え方の基本は、次の3つである。(上越大学 西川純『学び合い』の手引き書より抜粋)

第一は、「子どもたちは有能である」という子ども観です。

第二は、「教師の仕事は、目標の設定、評価、環境の整備で、教授(子どもから見れば学習)は子どもに任せるべきだ。」という授業観です。

第三は、「学校は人と関わりを通して、その有効性を実感し、より多くの人が自分の仲間であることを学ぶ場」であるという学校観です。

昨年度の『学び合い』の授業実践においての成果が顕著に現れている。一斉授業では中々見られない、全児童が本時の目標達成のために主体的に学習する姿は、「学ぶ意欲」を感じる。また、一人一人の理解度は異なるので、自分が分かるような説明やヒントを提供してくれる人を自分で見つける環境を設定することで、分からないことを聞いたり教えたりする人との関わりが生まれる。確かな学力に加えられた「自分で課題を見つけ、自ら学び、主体的に判断し、行動し、よりよく解決する」という態度が日々の実践から垣間見ることができた。

よって本年度も、『学び合い』の授業実践をとおして、確かな学力を確立していきたい。

私達教師や父母の願いである、①児童の学力があがる②不登校児のいない学校である③特別支援の児童が目立たない④子どもが学校に行くのを楽しみで待ち遠しい⑤保護者からも評価されている、そんな学校づくりを実現したい。